みなさん、最近「らくがき」してますか?

デザインセンターでは、主に私がイラスト案件を担当しています。
私は子供の頃から絵を描くのが好きでそのまま大人になりましたが、
自分の周囲には絵を描く人がまったくおりません。
これは不思議だと言わざるをえない。
たいていの方は、学生時代ノートや教科書に落書きをしていたと思います。
この経験がゼロというかたはあまりいないはず。
でも、大人になると何故かそういうの止めてしまうんですよね…もったいない(´・ω・`)

…なんてことを考えつつ、今回の「Sさん気になる一品」は
寄藤文平さんの「ラクガキ・マスター」という御本です。
寄藤さんは、うーんと、「R25」の表紙絵なんかが有名でしょうか。
広告や装丁などデザインでも広く活躍されてる方です。


ラクガキ・マスター 描くことが楽しくなる絵のキホン
寄藤文平



この本、タイトルどおり「ラクガキがちょっと楽しくなるコツ」がメインコンテンツですが、
絵を描かない人でも楽しめる、示唆に富んだ内容です。
いろんな仕事や普段の生活でも役立つ大事なこと、例えば
「頭の中のぼんやりしたイメージを、具体的な形にして伝えるプロセス」
「物事の要点を簡潔にとらえるコツ(そしてらくがきする)」など
ユルっとしたユーモアのあるイイ感じの絵で書かれていて、文章もいい。
ユルっとしてますが、描線とか結構かっちりめなところも絶妙です。

秋の夜長の息抜きに、たまにらくがき。いかがでしょうか。


Q:素敵なデザインはどこにある?

暇ありゃ探してる

右も左もわからない海外の人が見つけるだろう♪

と、ニューエストモデルの替え歌で始まりましたが

ネットの海を泳いでいたらこんなモノを見つけたもので。

http://www.flickr.com/photos/remocamerota/4731518141/in/set-72157618891378190/#/photos/remocamerota/4731518141/in/set-72157618891378190/lightbox/

マンホールの蓋にも地域性と素敵なデザインがあるのですね。

「マンホールの蓋」で検索かけると、もうトキメキが止まらない!


前回の更新から、だいぶ間があいてしまってすみません(´・ω・`)

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ここんとこ、デザイン周辺で気になったものをつらつら…。

1つめは、春頃に出たばかりの新刊で、「全相三国志平話」。
ブックデザインは鈴木一誌さん。
全相三国志平話(アマゾンのリンク)

三国志と一言にいってもいろいろありまして、大ざっぱには
 1. 陳寿さん作、歴史書の「三国志」
 2. それを元ネタにした時代小説の「三国志演義」(一般的に三国志っていうと大体こっち)

と2種類あるんですけれども、三国志平話は2の「演義」よりも前、中国元代の本。
今回の「全相〜」は、その元代の本を翻訳しただけでなくて、
挿絵も全て載せ、さらにレイアウトを含めて原書の雰囲気をなるべく
再現することにこだわっていて、興味深かったです。
原書が判型も綴じも現代と違う古い本なので、面白いレイアウトと段組。
「古い俗本読んでるぜ!」というムードがあって良い読書感でした。ムードは大事。

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2つめ。
ビョークの「Biophilia(バイオフィリア)」。
同じタイトルのアルバムも9月発売予定だそうだけれど、狭義の新作ではなく
アプリ・楽器・フィルム・ウェブ・ステージなど
複数のメディアにまたがるプロジェクトになるみたい。
広大すぎて頭弱い私にはちょっと理解できない…(w
ただ、音楽を発表できるメディアはもはやCDやデータだけじゃない時代ですし、
新作=録音媒体と決めつける必要はないですね。
とりあえず公式サイトが超コズミックになっていて、
ボーッと眺めているだけでかなり面白いです。


GW3連戦の第2戦、
清水エスパルスVSサンフレッチェ広島戦を観戦にアウスタ日本平へ。

オレンジの鯉のぼりが泳ぐスタジアムは気持ち良く、
サポーターの数も約1万8000人、ほぼ満席の盛況ぶり。

試合は、岩下、アレックスが良く効いていて、
残念ながら負けてしまったけど、
以前よりも確実に良くなってる印象で、あとは決めるだけ。
………そう決めるだけ。
これはもうFW大前のゲンキっぷりに期待ということで。

ゲームは残念だったが、良いイベントに出会う。

試合前に、ピーゼロプロジェクトというイベントをやっていて、
参加すると小学生以下の子供には、サッカーボールが貰えるという。
なんと粋な!
早速参加してピーゼロサッカーボールを貰った。



このプロジェクトは、サッカーを通じて、

「仲間と遊び」
「親子で遊び」
「このボールをきっかけに、サッカーをはじめる」

つまり、人が元気になって、町が元気になる。
なかなか良い試みで、多くの親子が参加していた。
詳しくはプロジェクトHP参照。http://www.price-0.com/

で、このボールのデザインがなかなか良い。

POPなカラーリングで、バランス良く配色された白、黄色、オレンジの3色。

オレンジでまず目立つ。(エスパルスだからオレンジは当然か)

そして、ボールにデカデカと入る

「ボールは友達。みんなも友達。」

というコピーが、なんともニヤけてしまう。

少し心が温かくなり、笑顔になる。
そんな気持ちよい時間が日本平にあったというお話。


少し自分の仕事とは関係が薄いのですが。

皆さんカブトムシ好きですよね?
私はなによりもカブトムシが好きです。

で、そのカブトムシが新しくなるようですよ? 
その広告キャンペーンで使われているロゴがこれ。

このマークを見て、おっ!って思った方は相当のファンですね?
私も昔どこかでちょっとだけみただけですが記憶の片隅から記憶がよみがえりました。

そうですコレは初代ビートルの時にも使われていたものですね。

1962年だそうです。
このころのフォルクスワーゲンの広告キャンペーンは相当インパクトが強かったらしく
うちの親父が「あれはな〜当時相当インパクトあったぞ!お前、広告のしごとやるんだったら
みとけ!」と息巻いてたものです。
多分、年齢の多い方は覚えてらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

今回このロゴを使ってきたのは若者にアピールする一方、オールドファンに訴えかけているんでしょうねきっと。

今に例えるなら、appleがこのフォルクスワーゲンの広告キャンペーンと似ているでしょう。
まぁビジュアル展開も似てますが、シンプルで説得力のあるコピー、魅力的なグラフィック。
それを引き立てる白の余白(黒の場合もありますが)多分これを考えた人は、フォルクスワーゲンの広告キャンペーンを意識したんだろうなと思います。

フォルクスワーゲンの広告キャンペーンまとめた本があると、聞いていたのですが見つけられずでしたが、みつけました。おもしろそうです。かいます。ネットすごい。

「20世紀最高の広告キャンペーンと評価された」ですよ?
今でもヒントになること間違いありません!

中の話は買ってからということで。


はじめまして。デザインセンターで唯一の頭文字Sでございます。
デザインセンターですのでブログもデザインの話題が中心ですが、
私のところはイラストや映像(予定)も担当しておりますので
今回は映像、Ustreamの話をちょろっと。

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先日、早稲田の音楽喫茶・茶箱さんのクラブイベント中継をUstreamで観ました。
内容がマニア向けなので午前0時あたりの視聴で、視聴者は40人くらい。
Ustreamは一般的にどの程度・どのような層に利用されているのか
「一個人の実感」としてはまだまだピンとこないのですけれど、
私自身はちょくちょく利用しています(視聴側で)。

TV中継にはなかったものだな…と思う点はいくつかありますが、
自分はどのあたりを楽しんでいるかな〜と考えますと、コンテンツ自体より
中継を観ながらツイッター等のアカウントでいろんな人が
「かっこいい!」とか「おもしろいね〜」とか話してるのが楽しい。
視聴者にリアルタイムのコミュニケーションが存在しているのは
ひとりでボーッと観ているよりは、かなり楽しいなと思います。
で、何故楽しいんだろう…と考えると、「人はしゃべりたがる」のかなと。
あるいは「人は誰かと何かを共有したがる」でもいいでしょうか。
「あれいいね」「いいねいいね」みたいなノリです。口コミなんかも同様に。
国内ではUstreamのライバルとなるニコニコ生放送だと、またちょっとノリが違いますが…。

私たちが普段作っているwomoやムック本はもっとスタティックなものですが、
コミュニケーションが発生する誌面作り(デザイン)って大事だよな
なんてことを考えたりもします。
一方的に押しつけるんでなく、やっぱり読者が何か行動したくなるような。
うまく言えませんけれど。

一度はライブ配信側になってみるのもいいかもしれませんね。お絵かき生放送とか。
あとうちのボスが「宣伝しとけ」というので個人で描いたものupしときます(笑)


年末から、進行していた「うめ〜ら 静岡B級グルメ」が本日発売となりました。



超王道ものから、レアすぎるアレまで
静岡県とその周辺の地元の味、
ご当地・B級グルメ52種類250軒が大集結!!

と、いうことで、とにかく盛りだくさんな内容です。
詳しくは、編集部ブログをチェックで!

さて、せっかくのデザインセンターブログなので、
制作にあたっての話に少し触れようと思います。

B級グルメ、現在注目度高いですよね。
どちらかというと、地元に根ざしたソウルフード。デザインの方向性も、やはり勢いがあって、
「料理が旨そう! お〜食ってみたい! 行ってみたい!」
という気持ちを後押しするようなものにしたかったので、





料理でかめ。文字もでかめ。これでもか!と畳み掛ける勢いでレイアウト。
どちらかというと、男性向けに作ったといってもいいでしょう。

嫁さんと子どもを連れて行くもよし。彼女と行くもよし。
学生時代によく寄ったあの店のおばちゃんが、まだ元気にお店を切り盛りしてるかもしれませんよ?

春までには電子書籍版もと、準備しております。そちらにもご期待下さい。

コチラには「静岡ジモトリップ」「静岡最強グルメ」もありますので是非チェックしてみてください。


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しずおかオンラインのデザインチームのブログ:Washington, D.C.